[chat face=”sh-tameiki.png” name=”シオリ(嫁)” align=”left” border=”red” bg=”red”] 最近、クロームの表示が遅いなー [/chat]
[chat face=”wanpoint.png” name=”トカッチ(夫)” align=”left” border=”blue” bg=”blue”] 蓄積されたキャッシュが原因かもよ [/chat]
こんにちは、フリーランスWEBディレクターの夫婦ブロガートカッチです。
Googleクロームでは、WEBページを高速表示するためにこれまで見たwebページのキャッシュを保存する仕組みとなっています。キャッシュされた容量が少ないうちは問題ないのですが、キャッシュが蓄積され続けると動作が重たくなってしまうというデメリットもあります。
なので定期定期にキャッシュを定期的に削除してあげる必要があるんですよね。
Googleクロームを使い始めたときは動作が軽かったのに、最近は表示に時間がかかるようになってきた。。そんな時はGoogleクロームのキャッシュを削除すると軽快な動きに戻るかもしれませんよ!
今回はそんなGoogleクロームのキャッシュクリアについてご紹介させていただきます。
どうぞよろしくお願いいします。
Googleクロームのキャッシュとは
[chat face=”sh-hatena2.png” name=”シオリ(嫁)” align=”left” border=”red” bg=”red”] そもそもキャッシュって何? [/chat]
[chat face=”wanpoint1.png” name=”トカッチ(夫)” align=”left” border=”blue” bg=”blue”] 簡単に説明していくよ! [/chat]
Googleクロームに限らず他のブラウザでもキャッシュ機能は利用されています。キャッシュとは、一度観覧したWEBページの画像やスクリプトなどを自分のパソコンのハードディスクやらSSDなりに保存することを意味します。
なので次に同じページを見るときには自分のパソコンに保存した画像やスクリプトを読み込むのでWEBページを表示する速度が速くなるってこと。
初めて表示するWEBページよりも、2回目に表示するほうが早いってことですね。
キャッシュ機能は一見便利なように見えますが、キャッシュを保存しすぎるとハードディスクやSSDなどの容量が圧迫されて動作が重たくなってしまうんです。1か月や2か月程度で容量がいっぱいになるということはありませんが、長くたくさん使っていればキャッシュは蓄積され続けて動作が重たくなるんですよね。
なので定期的にGoogleクロームのキャッシュは削除してあげる必要があるんです。
自分のパソコンに画像等を保存するのでWEBページ側で画像を更新したとしても、更新されない限り自分だけが古い画像を表示してあるケースもあります。
クロームのキャッシュクリアの方法
クロームのキャッシュクリアの方法はいくつかありまして、その目的に応じて使い分けることができます。
クロームのキャッシュを設定画面から完全削除する
- Googleクローム右上の設定ボタンをクリック
- その他のツールをクリック
- 観覧履歴を消去をクリック
ちなみに「Ctrl+Shift+Delete」というショートカットキーでも同様の処理ができます。もし頻繁に使う予定があるのであれば覚えておくと良いかもしれません。
観覧履歴データの削除画面では「詳細設定タブ」をクリックして「期間」で選びましょう。削除できる項目は以下の通りです。
- 観覧履歴
- ダウンロード履歴
- Cookieと他のサイトのデータ
- キャッシュされた画像とファイル
- パスワードとその他のログインデータ
- 自動入力フォームのデータ
- サイトの設定
- ホストされているアプリデータ
基本的には「キャッシュされた画像とファイル」を削除すればGoogleクロームの表示は早く軽快になります。が、どうせなら観覧履歴やダウンロード履歴、Cookieと他のサイトのデータも一緒に削除しちゃいましょう。
Cookieと他のサイトのデータを削除するとログインしていたサイトからログアウトされますがパスワード等は削除されません。パスワードは「パスワードとその他のログインデータ」を削除しなければ削除されません。
「期間」と「項目」を選択して「データ消去」を押せば完了です。
簡単ですね。
表示WEBページのキャッシュ破棄しない通常リロード
windows:Ctrl + R もしくは F5
mac:Command + R
クロームの通常リロードではWebページは更新することはできますがキャッシュをクリアして更新することはできません。なので自分のパソコンに保存した画像やスクリプトを表示してしまいます。
なので通常リロードでは古い情報が残ったまま更新されます。
キャッシュを使わずに更新するスーパーリロード
windows:Ctrl + Shift + R
mac:Command + F5
通常のリロードでも上手くいかない場合はスーパーリロードを試してみてください。
スーパーリロードとは、「現在のページから参照されている外部ファイルについてはキャッシュを使わずにリロードする」ことができます。また同時に古いキャッシュまで削除してくれるのでページの最新情報を確かめたいときなどに試してみてください。
ショートカットキーを覚えることで手軽に押せるので覚えておいて損はないショートカットキーだと思います。
[chat face=”annnai1.png” name=”トカッチ(夫)” align=”left” border=”blue” bg=”blue”] わたしは更新するときにはリロードよりもスーパーリロードで更新することが多いです。 [/chat]
ただスーパーリロードも「そのページから直接参照されてない間接的に読み込まれる外部ファイル」は適応外になります。スーパーリロードは便利な機能ですが、すべてのキャッシュを完全に削除できるわけではないということを覚えておきましょう。
キャッシュを完全に削除したいのであれば先ほどのクロームの設定画面からキャッシュを削除する方法が良いと思います。
キャッシュを完全に削除するデベロッパーツール
キャッシュを完全に削除するもう1つの方法です。
わたしのようなHTMLコーダーや開発者は良く使っている機能なのですが、クロームには開発モードと呼ばれる機能が標準で設置されています。
せっかくなのでクロームに標準でついている開発モードを使ってキャッシュを完全にクリアしてみたいと思います。
上記画面は
- メニュー左上の設定ボタンをクリック
- その他のツールをクリック
- デベロッパーツールをクリックで開きます。
windows:F12
mac:Command + option + I
ショートカットキーは上記のとおりです。
開発モードは下記のような感じで開きます。例では右側に表示されていますが、下側に表示される場合もあります。設定で変えれます。
このパネルは開発コンソールと呼ばれており、WEB開発にとっても重要なデータがたくさん載ってあるので便利です。わたしも良く使っています。
で、この開発コンソールパネルを表示したまま、更新ボタンの上で「windowsの場合は右クリック」「macの場合は2本指クリック」もしくは「長押し」すると、「キャッシュの消去とハード再読み込み」という機能が新しく表示されます。
[chat face=”wanpoint2.png” name=”トカッチ(夫)” align=”left” border=”blue” bg=”blue”] 開発コンソールパネルが表示されてないと出てこないよ [/chat]
「キャッシュの消去とハード再読み込み」をクリックして押せば、キャッシュを完全に削除して、更新(リロード)を同時にまとめて行ってくれます。
ショートカットキーがないのが残念ですが使いようによっては便利な機能ですよ。
シークレットモードでキャッシュをため込まない
Googleクロームには「シークレットモード」という特殊な機能が標準で設置されています。ようはキャッシュを無視してWEBページを観覧するってことですね。
windows:Ctrl + Shift + N
mac:Command + Shift + N
起動すると上記のような黒い怪しい画面が開きます。
シークレットモードの概要は
- 保存されたキャッシュは使用されない
- ページ閲覧中はキャッシュが保存されるものの、ページを閉じると同時にキャッシュが破棄される
- 閲覧履歴、Cookie、フォーム履歴などのデータを保存しない
っていうことなので、シークレットモードでWEBページを見ればキャッシュを保存せずにページを観覧することができるので無駄なキャッシュをため込まなくて良いんですよね。シークレットモードを閉じればキャッシュも消えるので手間もかかりません。
Googleクロームのキャッシュクリアを使いこなそう
Googleクロームのキャッシュを削除してしまえばクローム本来の軽快な動きが戻ってきます。最近、Googleクロームの表示が遅いんだよねーって悩みならキャッシュの削除をぜひとも試してほしいです。
たった少しの手間で劇的に変わるかもしれませんよ。
キャッシュ削除のやり方はいろいろとあるので自分に必要なキャッシュの削除を試してみるといいと思います。もし頻繁にキャッシュ削除をする必要があるというのであればショートカットキーを覚えると作業効率もアップしますよ。
トカッチでした!
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